兵庫県尼崎市に住む、川崎翔平ちゃん1歳は重い心臓病で
心臓移植する他、助かる見込みがないとかで、アメリカで移植手術を受けたいそうだ。
しかしながら移植手術には3億5000万円もの費用が必要らしく、
募金を募る結果になったようだ。
もやもやする/その1・その金額は何処からくるのか?
まず、そもそもの話だが、渡米し、心臓移植手術を行うのに3億5000万円という、
べらぼうな金額が提示されたようだが、一体何がどうなってそういう値段なのか、
その打ち分けを明確にすべきだと思う。
本当に適正な値段になっているのか?
実際は1億もかからんけど、2億5000万が病院の院長の財布に入るとか、
予め解ってたら募金しなくねぇか?
もやもやする/その2・全額出してくれ論なの?
「一生働いてでもお支払いします」じゃダメなの?
なんか最初から募金だけでどうにかしようとしているのが、なんか他人任せみたいで凄くもやっとする。
たとえ3億5000万かかるとしても、目標金額はせめて半分くらいにするもんじゃないの?
「半分は自分達の力で何とかします・・・
残り半分は、どうか力を貸して頂きたい!」
そういう姿勢が見えれば、個人的には出していいかなって思うが・・・
嫌な話だけどさ、寄付集まって、命救われて、それで平均以上の暮らしをこの先続けていくと思うと・・・なんかもやっとしないかい?
おまけに集まった寄付金・多すぎたり、目標額に届かなかったり、間に合わなかったり、色んな事情での、募金のその後が不明瞭すぎる。
こういう事を考える輩は、そもそも募金するなって話なんだろうけど、
どうも、すっきりしないんだよね。
もやもやする/その3・他人の命を蹴落とす手伝いなの?
多額の移植手術費は、臓器の優先順位を上げるためにもあるそうだ。
次、ようやく自分達が臓器移植を受けられる・・・ってなってたのを、
3億5000万で割り込んで来て、その子が助かり、本当なら次だった子が次回に持ち越されて、死んでしまう可能性だってあるわけで・・・
そこら辺の事も考えるべきだと思う。
まぁ・・・所詮この世は金が全て・・・生き死にも金次第・・・ということか。
人を蹴落として救われた命・・・その事実を助かった子供はどう受け入れるのか。
真実を押し隠し、後回しにされて死んだ子の人生はなかったことになるのだろうか。
もやもやする/その4・不平等感
同じ境遇の子供も、国内で臓器移植を待っているんじゃないのか?
それこそ、タイムリミットを前にして・・・
何故一人だけ特別扱いなのか?
親が金持ちで、ポンと出せるならいいけども、寄付金を募ってまで・・・
まぁ1歳とはいえ、自分の子供が死にそうになってるなら親は何でもしたいという気持ちになるのかもしれんがな・・・
命の価値は平等と言いながらも、全然違うよね。
金があれば生き、なければ死ぬ・・・
まとめ
何とも難しい事だけど、日本人は目の前の1歳児を救えれば、
顔も知れない誰かが不幸になるなんてのは考えもしないのだろうな。
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