万引きを繰り返す理由も人それぞれ。
生活に困窮して・・・仕方なく万引きに手を染める・・・
小遣い稼ぎのためや、スリルを味わうためなど、罪悪感皆無で起こす万引き・・・
そして、駄目だと解っていても、どうしても万引きをやめられない・・・
何度捕まっても、やめる事ができない・・・まさに病的な窃盗症。
僕は窃盗症ではないが、無意味な確認行動が止められない強迫性障害なので、
あのどうしようもない衝動に、理解はできるかもしれない。
窃盗症は目的が窃盗
金がないとか、どうしても欲しいとか、そういう欲求からの窃盗ではなく、
窃盗という行為自体が目的というか、その行為によって緊張感と、成功時の満足感を得ることに、取り付かれた人間を指すようだね。
だから、窃盗症の人は、窃盗できるなら物は何でもいいのかもしれない。
精神障害の一つだそうだ。
本人の意識として、やめたいけどやめられないという葛藤があるとするならば、
その辛さはよくわかる。
だが、大抵のまともな人間にしてみれば、その苦痛など解るはずもないし、
「窃盗症とか甘えるな!犯罪だ!」の一言で片付けられてしまうかもしれない。
治療法はあるが、費用がかさむ
調べてみた所、この窃盗症(クレプトマニア)は、治療すれば治るそうだ。
しかし、一旦治療のために入院を決めると、通常3ヶ月は入院しないといけないそうだ。
それだけ重い病気ってことだね。
通院でも、入院でも、どちらにしても負担は大きいね。
保険適用されても結構な額になりそう。
あと、窃盗症(クレプトマニア)専門の病院が、まだまだ少ないそうです。
店側の気持ち
確かに窃盗症で苦しむ人の気持ちも理解しなければならないとは思うが、
やはり、被害に合われた店舗側の気持ちを察するとね・・・
彼らだってギリギリのところでやってるのかもしれない。
万引きする客がいれば、万引きGメンを雇ったり、捕まえた後のやり取りとか、
時間も割かれるわけで・・・店側からするとどんな理由であれ、万引きは万引きなんだよね。
言えない辛さ
たとえ治療したくても、家族に言えなかったり、一人で悩み苦しむ事になるだろうね・・・
そのストレスが、また万引きに向かう悪循環・・・
どこか相談ダイアルがあるといいんだけど、それってもう罪を認めると同意だからな・・・
誰にも相談できないんだろうね。
捕まって初めて家族も知る感じか・・・
色々辛いな。
まとめ
確かに犯罪は犯罪だし、店側にしてみればいい迷惑だと思う。
これに限った話じゃないけど、人って、自分がそういう状態にならないと、
その人の気持ちって絶対解んないからな・・・
精神的な病気って、家族であっても知られまい知られまいと、自分の殻に閉じこもるもんだ。
犯罪がらみだと、なお更だろう。
非常に難しいと思いますね。色々・・・
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